1日より、サンパウロ州の高速道の料金調整され、平均で9・32%料金が値上がりすると6月30日付伯字紙が報じた。
サンパウロ州交通局が承認した料金調整案の目玉は、タモイオス高速道ではじめて料金所が出来ることだ。料金所は15・7キロ地点と56・6キロ地点に設置され、前者では3・50レアル、後者では6・20レアル課金される。
サンパウロ州全体では、約6400キロの高速道を対象に144の料金所で値上げが行われる。料金が最も高くなるのは、イミグランテスの32・3キロ地点の料金所で、25・20レアルが徴収されるようになる。
逆に最も安いのは、ロドアネルにある13の料金所で、いずれも1・90レアルが徴収される。
サンパウロ州政府によると、サンパウロ州は、高速道の建設や維持、運営のために15年だけで47億レアルの投資を行った。また、全国で最もよく整備された高速道上位20の内、19はサンパウロ州にあるという。
また7日からは、市と市の間をまたいで運行するバス料金が平均9・56%値上がりする。