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 日本では「31(サーティワン)アイスクリーム」で親しまれている「バスキンホビンス」が日本でブラジルにちなんだ「トリオ デ ジャネイロ GO!GO!」「ワイルドアマゾン」、「パッションフォーゴールド」の3種類を夏季限定で販売するそう。「トリオ デ ジャネイロ」はリオ五輪を意識した新種。地球の反対側の日本では食もイベントで一気に盛り上がっているが、その熱気が当地に来るのはいつだろうか…。
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 ブラジル日本都道府県県人会連合会(山田康夫会長)主催の『第30回県人会対応ゲートボール大会』が、8月21日に「連合スタジアム」で開催される。申し込み締め切りは8月15日厳守。参加費は75レアル。1チーム5人まで。県人会会員およびその家族であれば、参加することが可能。家族や友人を誘い合わせの上、参加してみては。問い合わせは県連(11・3277・8569)まで。
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 『朝蔭』第440号が6月に刊行された。《合流の中州に弾けてパイナとぶ》(井上俊子、マナウス)は日本の人が読んでも、なんだか分からないだろう。中西部や麻州などの比較的暑い地域に特に生えているパイネイラの木の実が弾けて、中から綿上のものが飛び出す様子を詠んだもの。アマゾン川でパイナが飛ぶ光景とはブラジルらしさ満点か。《オリンピック夜間工事に明易し》(鈴木きゑ、リオ)も面白い。準備が遅れて24時間突貫工事になっているおかげで、リオでは夜明けが早いとは。《ピポカ買う長蛇の列やジュニナ祭》(山本敏子、モジ)も6月らしい作品。6月祭につきもののポップコーンを買う列の様子に季節感が溢れている。