ブラジルサッカー連盟(CBF)は14日、リオ五輪男子代表メンバーのフェリペ・アンデルソン(ラツィオ)とマルキーニョス(PSG)に対し所属クラブが五輪出場許可を出した事と、負傷のダグラス・コスタと所属チームの許可が出なかったフレッジの代役として、ワラシ(グレミオ)とレナト・アウグスト(北京国安)を招集した事を発表した。
レナト・アウグストは昨年のコリンチャンス、全国選手権優勝の立役者で、MVPにも輝いた。今年初めに中国リーグ北京国安に移籍、欧州やブラジルのリーグに比べレベルの劣るリーグでプレーしているが、W杯予選を戦うセレソンにも選出され続けている。
CBFの育成部門コーディネーター、エラスモ・ダミアーニ氏は14日、「ワラシとレナト・アウグストが急な召集に応じてくれた事に感謝する」とCBF公式サイトに表明した。
リオ五輪ブラジル男子サッカー代表チームは18日にリオに集合し、五輪本番までのトレーニングキャンプに入る。
30日に予定されているトレーニングマッチの日本戦を経て、開会式の1日前となる8月4日のブラジリアでの対南アフリカ戦から悲願の金メダルを目指す戦いに臨む。(14日付グローボエスポルテなどより)