先日見に行ったサッカーの試合後に、ファンが暴れ、軍警と騒動を起こした。帰りのバスは立ち往生し、催涙ガスがバスの中まで入って涙が止まらず酷い目にあった。
呆れたのは騒動の理由だ。入場できなかった過激なファンが、敗色濃厚で試合終了前に席を立った一般ファンに、「なぜ最後まで死ぬ気で応援しない?」と競技場外で因縁をつけて混乱に発展したという。しかも、間に入ろうとした軍警に、ビール売りから奪った瓶ビールを投げつけた。
「ブラジルと言えばサッカー」と世界的に信じられているが、実際は閑古鳥が鳴く客席も多い。過激なファンによる暴力がその一因だ。贔屓チームへの熱すぎる愛も、サッカー全体が損害をうけては元も子もないはず。
そこで一言。「サッカーファンの皆さん、少し落ち着いて。警官を殴っても1点も入りませんよ。競技場の外では敵味方なく友好的に!」と切に訴えたい。(規)
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