サンパウロ市カンポ・リンポ区のサンパウロ日本人学校(吉田直人校長)が、「愛の募金活動」により父兄から寄せられた寄付金や物品を、5つの日系福祉団体に手渡した。サンパウロ日伯援護協会で6月28日、贈呈式が行われ、各団体の代表者が出席。同校のPTA社会奉仕部(渋川亜紀江部長)が毎年実施しており、今年で41回目となる。
集められた寄付金は計4550レアル。その他衣類や日本語書籍、靴、タオル、食器などの生活用品もダンボール約60箱に詰められた。これらの寄進は希望の家、こどものその、憩の園、やすらぎホーム、援協の5団体に分配された。
吉田校長は同校が来年50周年を迎えることに触れ、「日系福祉団体には大変お世話になっている。今後も変わらぬ交流をお願いしたい」とあいさつ。渋川部長も「少しでも皆さんのお役に立てれば」と話した。
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