19日深夜、サンパウロ市中央部、アラメダ・ミニストロ・ロッシャ・アゼヴェード街で不審なカバンが発見され、辺りが一時通行止めになったと20日付サイト・各紙電子版が報じた。
パウリスタ大通りに程近い現場は、仏国総領事館や中銀に面しており、サンパウロ州軍警の特殊戦術行動グループ(Gate)も派遣される騒ぎになった。
軍警のエルデル・ドス・サントス中尉によると、中銀の警備員が、19日の午後11時にカバンを道に放置し、自ら190番通報した人物を見ている。
警察は近隣で営業していたレストランを即刻営業停止とし、中にいた客を退避させた。また、現場周辺の道路は閉鎖された。
10分後にはサンパウロ州軍警の特殊戦術行動グループ(Gate)が到着し、爆発物処理班がカバンの中身を確かめるためにロボットを使い、X線検査にかけた。特殊スーツを着用したGate隊員がカバンに近づき、中身を確認したのは日付も回った20日1時で、中には衣類、ノート、ブラジル国旗が入っていたのみだった。
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