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ブラジル人ISの仏選手団襲撃は嘘=12日公開の情報をフランス政府が否定
フランス政府はブラジル国防相に対して、「ブラジル人ISがリオ五輪期間中にフランス選手団を襲う可能性がある」との情報は虚偽だったと公表した。
この情報は、5月26日にフランス軍事偵察局(DRM)局長のクリストフ・ゴマール将軍が、同国議会の15年11月のテロ事件調査委員会で語ったもので、7月12日に議事録が公開されて明るみに出ていた。
同将軍が調査委員会に開示した情報は、イスラム国に傾倒するダヴィという名のブラジル人が仏国選手団を標的として攻撃を仕掛けるだろうというものだった。
ブラジル大統領府は、「フランス軍事諜報部は、『イスラム国に傾倒するブラジル人男性がリオ五輪期間中に仏国選手団へのテロを計画しているという情報は真実ではない』と言ってきた」との声明文を発表した。
在ブラジル・フランス大使館がブラジル当局に伝えた情報によると、「フランス軍事諜報部長がブラジル人男性による仏国選手団攻撃の可能性やその真偽を伝えずにいたのは、同国の複数の機関と共に情報の真偽を確認していたためで、慎重に調べた結果、12日に公表された情報は嘘だと分かった」という。
ブラジル情報庁(ABIN)は、19日に「リオ五輪への脅威に関する全ての情報、特にテロに関するものは綿密に精査されている。その結果、多くの情報は信頼度が低く切り捨てられ、信頼度の高いものに関しては徹底的に調査されている。テロ問題は非常に繊細な問題であるため、リオ五輪中の治安の3本柱である、諜報、公共保安、国防の3部門の専門官たちが合同で対処している」との声明を発表した。(19日付イストエ誌サイトなどより)