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スザノ日伯学園が10周年=体育館も新設、来月祝賀へ

来場を呼びかける山上さん、山本会長、満生さん

来場を呼びかける山上さん、山本会長、満生さん

 スザノ日伯学園が今年、創立10周年を迎えた。汎スザノ文化体育農事協会(山本善左門会長)による来月の『第7回文化祭り』『第10回書籍市場』で功労者表彰などを計画している。
 イベントは8月27日(正午~)、28日(午前11時~)にサンパウロ州スザノ市の同会会館(Rua Dibe Tanus, 535, Chacara Reunidas Guaio)で開催。日伯学園の生徒や文協婦人部による民謡、ヨサコイ、武道実演に加え、コマツなど同市に拠点を持つ企業がブースを出展する。
 開会式は27日午後5時から。学校創立10周年だけでなく、新たに建設した体育館の落成も祝賀する。10年間同校に勤めた者や、立ち上げに関わった者への功労賞表彰も行なう。
 同校は、日系団体が運営する日語校として最大規模と思われ、現在の生徒数は約500人。午前に義務教育科目を学び、午後からの日本語授業を受ける生徒は200人に上るという。現在でも日語学習者の増加を図っており、今年4月から切り替えたレベル別指導が軌道に乗りつつあるそうだ。
 案内のため来社した文協の山本会長、山上裕司理事らは「日語教育界は衰退してきている。我々コロニアでの取り組みを知ってもらいたいし、他の地区にも刺激になれば」と来場を呼びかけた。
 問い合わせは同協会(11・4746・1214)まで。