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民も出演、新人参加が倍増=ブラジル郷土民謡全伯大会

星野さん、北原さん、馬場アヤコさん

星野さん、北原さん、馬場アヤコさん

 ブラジル郷土民謡協会(斉藤美恵会長)は第28回全伯大会を8月7日午前9時から、サンパウロ市の宮城県人会館で開催する。優勝者は10月に東京・武道館で行なわれる日本郷土民謡民舞全国大会にブラジル代表として派遣される。遠くはミナス州ベロオリゾンテ、パラナ州マリンガ、ロンドリーナを始め、サンパウロ市近郊の参加者ら約100人が自慢のノドを競う予定。
 今までは4、5人しかいなかった「新人の部」出演者が、あちこちに呼びかけた結果、今年は12人に増えた。うち3人は非日系。
 来社した北原さんは「日系人は『民謡は難しいもの』との先入観があるが、ブラジル人にはない。好奇心で始めて、謡っているうちに更に好きになるみたい。その他、カラオケの発声を良くしたいとか、色々な動機で始める人がいますよ」と説明する。
 星野幸次郎副会長は「グループ民のような若手が頑張っているところを、応援がてら、ぜひ見にきて」と呼びかけた。昼ごろにサンベルナルド・ド・カンポ文化協会民謡部による当地では珍しい「民謡コーラス」が披露され、午後にグループ民が出演する。なお新人の部は当日申し込みも可能。