7月30日に行われたリオ五輪前最後のサッカーの親善試合で、ブラジルセレソンは2―0で日本代表に勝利した。近年の日本戦の中では2点は少ない方だが、ブラジルメディアからは「得点が少ないが大丈夫か」との反応はほとんど見られず、「試すものは試した」とする評が目立っていた。この試合の後半、ミカーレ監督はディフェンダー陣を大幅に入れ替えて、日本に攻めさせて守備体系をテストする方針をとり、攻撃もあえて仕掛けていなかった。この試合にむしろ欲求不満だったのは日本のサッカー・ファンで、「なめられているのに攻め込むことも出来ないとは」と憤り気味だった。両チームとも。いよいよ五輪の本番だ。
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4日に上院で、カジノやジョゴ・ド・ビッショを合法化する提案が行われる。この法案は14年にも提出されたが、犯罪組織に利用されたり、資金洗浄の温床にされたりする可能性があるとして強い反発も呼んでいた。今回改めて出される法案は、カジノの財政責任を連邦政府が負う形のものだという。経済活性化のひとつのアイデアだとは思われるが、ブラジルのような国の場合、治安を守ることが約束されるか否かの方が気がかりか。
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7月28日付本欄でも報じた、サンパウロ市パウリスタ大通りで、注射器を持って女性を襲っていた容疑者が、7月30日に逮捕された。警察の発表によると、容疑者は、持っていたカバンに注射器が入っているのを目撃され御用となったという。同容疑者は7月の中旬から下旬にかけて、パウリスタ大通りで少なくとも3人の女性に近づき、注射針を刺していた。