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米国水泳選手が狂言劇?=強盗事件はなかったと供述

 リオ市警が18日、14日未明に米国人水泳選手4人を乗せたタクシーが止められ、所持品を奪われたとされた事件について、被害を訴えた選手の一人が「強盗事件なぞなかった」と供述した事を明かしたと同日付G1サイトが報じた。
 強盗事件については14、15日伯字紙サイトなどで報道(本日付3面記事参照)され、警察が捜査を行っていたが、被害が起きたとされる日の防犯カメラの映像などから、選手達の狂言との疑いが生じていた。
 被害に遭ったとされる選手の内、400メートルリレーのメダリスト、ライアン・ロクテは既に米国に帰国したが、他の選手は帰国のための飛行機から下ろされ、警察の事情聴取を受けていた。
 被害届が狂言であった事が正式に確認された場合の選手達の責任の所在などは、今後、明らかにされるが、既に帰国したロクテも、米国で行った供述の内容がブラジルでのものと食い違い、その信憑性が疑われていた。