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小児性愛者はHIV感染者=逮捕後に薬が届けられ判明

 12日にサンパウロ州サントス市で逮捕された小児愛者のフェルナンド・フェレイラ容疑者(54)が、HIV感染者である事が判明し、被害者がHIV感染検査を受診する事になった。
 フェレイラ容疑者逮捕のきっかけは匿名の通報で、市警の要請を受けた裁判所が逮捕令状と家宅捜査令状を出した。フェレイラ容疑者は逮捕後に複数の子供たちと性交を持っていた事を認めており、17日には、複数の被害者らが面通しを行うために女性保護警察へ向かった。
 フェレイラ容疑者がHIV感染者である事は、同容疑者の家族が警察に抗HIV薬を届けに来た事で判明した。
 フェレイラ容疑者はサトス市の第五警察署で身柄を拘束されており、司法当局の取調べを待っている。同容疑者の身柄は30日間拘留されるが、場合によってはまた30日間延長される。
 同件に関する捜査責任者のドリゴ・リマ警部によると、容疑者は12日に押収されたコンピューターゲームやおもちゃで被害者らを誘惑していたという。フェレイラ容疑者のパソコンからは子供たちの隠し撮り写真なども発見されている。
 同容疑者はサンパウロ市に住んでいたが、サントス市にある建物での仕事のため引っ越した。同容疑者はこの建物で、被害者の一人と知り合いになったという。
 市警によると、フェレイラ容疑者は1994年にも性的虐待の罪で6年の実刑を言い渡されており、約2年間、服役していた。(18日付G1サイトより)