【リオデジャネイロ共同】ブラジル訪問中の安倍晋三首相は21日午後(日本時間22日未明)、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とリオ市内で会談し、2020年東京五輪・パラリンピックの成功へ緊密連携を確認した。反ドーピング活動を巡る協力でも一致。首相は大会準備に万全を期す考えを伝えた。
バッハ氏は、史上最多のメダル数を獲得した日本選手団の活躍に言及。東京大会について「大会組織委員会のさまざまな活動など、成功の鍵となる要素が全てそろっている」と述べた。首相に、リオ五輪の聖火リレーで使われたトーチを贈呈した。
首相はこの後、現地の日系人らと懇談し「(移住後)たくさんの困難を乗り越え、ブラジルの発展に貢献した」とたたえた。首相は21日夜のリオ五輪閉会式に出席した。
タグ:リオ五輪