在サンパウロ日本国総領事館(中前隆博総領事)は先月末、平成28年在外公館長表彰の受賞者を発表した。今年度の該当者は全部で6人。昨年の外交120周年に際し、協力に尽力した関係者らに贈られた。今年の受賞者と功績は以下の通り(敬称略)。
▼ロベルト・クラビン(カイマンホテル社長)=サンパウロ市=。パンタナール自然保護地域でエコロジー宿泊施設を経営しているクラビン氏は、昨年、秋篠宮ご夫妻が同施設に宿泊されるにあたり、万全な受け入れに協力した。
▼小島アナ由美子(アグリビジネス・コンサルタント)=南麻州カンポ・グランデ=。秋篠宮ご夫妻訪問に際し、麻州にて通訳や案内を担当。両殿下へ同地の伝統文化や、自然環境の理解促進に尽力した。
▼仲里真常アセリノ(カンポ・グランデ日伯文化体育協会会長)=同=。秋篠宮ご夫妻のカンポ・グランデご訪問時、歓迎式典を主導したほか日系人との懇談、記念碑除幕式を企画。日伯両国関係の促進に寄与した。
▼フェルナンダ・タカイ(歌手)=ミナス州ベロオリゾンテ=。外交120周年と在聖総領事館100周年の記念曲「LOVE SONG」を作曲し、記念事業で使用することを快諾。同曲は昨年の同館イベントで使用された。
▼ヴィヴィアネ・セナ・ラリ(アイルトン・セナ財団会長)=サンパウロ市=。インテルラゴス・サーキットで開催された外交120周年事業「花火祭り」実施に際し、アイルトン・セナのヘルメット(レプリカ)や実際に着用していたレーシングスーツを貸与するなど、企画実現に尽力した。
▼溝口功(南米ホンダ社長)=同=。インテルラゴス・サーキットでの花火祭り実施に際し、ホンダ社所有のセナ使用モデルのレーシング・カーを貸与するなど企画実現に尽力した。