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7月の雇用喪失9・5万人=1月からの累計は62万人に

 労務省が25日、7月は全就労・失業者台帳に登録された正規雇用者数が9万4724人分減ったと発表したと26日付伯字紙が報じた。
 解雇が採用を上回る状態は16カ月間連続しており、今年に入ってからの雇用喪失は62万3500人に達している。
 7月の雇用喪失は6月の8万9千人より増えたものの、昨年同月の15万7900人(エスタード紙より、フォーリャ紙では14万9千人)より減っており、労務省は経済が徐々に回復し始めている証拠との見方を示した。だが、市場では年内に経済指数が上向くとの見方に疑問を呈する声も少なくない。
 雇用は経済活動の動きを最後に反映するといわれる。サービス業界は7月に4万140人が雇用を失ったが、この事は、他の業界で解雇された人がサービスの利用をやめた事などを示している。