曹洞宗・南米別院佛心寺による『巡回法話』が2日、南大河州ポルト・アレグレ慈水禅堂から始まった。特派布教師として青森県善龍寺の清野暢邦住職(47、青森)が来伯。18日までに10都市11カ所を巡回する。
これまでは60代の熟練者の派遣が多かった。今年は「得た知見を将来に生かすため」という日本側の意図が汲まれ、若手の派遣が決まったという。
清野住職は「人、物、文化、気候…、知らぬを知ることにワクワクしている」と話し、初の国外活動にも「断る理由もありません。仁に当たりては、師にも譲らず。精一杯お勤めしたい」と、朗らかに意欲を語った。日程は次の通り。
▼3日=同州オソリオ ▼4日=同州ヴィアマン ▼6日=サンパウロ州ミランドーポリス ▼7、8日=同州ラビーニャ ▼10日=同州カッポン・ボニート ▼11日=サンパウロ市佛心寺 ▼12日=パラグアイ・イグアス ▼16日=同州ブラガンサ・パウリスタ ▼17日=サンパウロ市天隋禅堂 ▼18日=サンパウロ州モジ市禅源寺
詳細は南米別院佛心寺(11・3208・4515)まで。