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パラリンピック=開会式で世界が驚嘆!=車いすでの大ジャンプ

「車椅子のおかげで、飛ぶことも、夢もかなえることもできる」―。そう語るのは7日に行われた、リオデジャネイロ・パラリンピックの開会式で世界の度肝を抜く、車いすでの大ジャンプを成功させた、〃アーロン・ホイールズ〃こと、アーロン・フォザリンガムさん(24・アメリカ)だ。マラカナン・スタジアムの観客席に作られた17メートルの巨大スロープから一気に滑り降り、そのままジャンプ、開会式開始を告げるカウントダウンで使われた「0」の字のボードの真ん中を見事にくぐった上に宙返りを決め、着地したシーンは世界中の人々の心に刻まれた。
「こんなこと夢にも思わなかった。パラリンピック開会式に出られるなんて、ここまで支えてくれた家族、実現に尽力してくれた関係者に感謝してもしきれない」と、アーロンは開会式の間、興奮を抑えきれずに語った。
アメリカはネヴァダ州ラス・ヴェガス出身のアーロンは、車椅子でのスケーティングの技術を競うWCMXという種目の選手だ。2020年の東京五輪では健常者によって競われる類似の種目、スケートボードの採用が決まったこともあり、アーロンはWCMXもパラリンピックに採用されることを願っている。「僕にとって最も重要なことは、WCMXを見た人が、車椅子でもこんなにすごいことができて、人生を楽しむことができるんだって気づいてくれることさ」とアーロンは目を輝かせた。(8日付グローボエスポルテより)