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卓球バレー=4年連続で来伯の堀川さん=リオJHで実演、隣国でも

リオのジャパンハウスで競技を体験する一般人らと、審判を務める堀川さん(提供写真)

リオのジャパンハウスで競技を体験する一般人らと、審判を務める堀川さん(提供写真)

 障害の有無に関係なく楽しめるスポーツ、卓球バレーの普及のため、堀川裕二さん(59、岡山)が今年も来伯した。日本卓球バレー連盟の副会長を務める同氏。普及委員長も兼任しており、4年連続で当地に訪れている。
 同競技はいすに座った6人一チームが台を囲み、3打以内に相手コートへ返球することから卓球バレーと称す。堀川さんはJICAで派遣された知人を通じ、2013年から普及を試みた。以来、この時期に数都市で講習や普及活動を展開している。
 今回はリオのジャパンハウスでも実演、参加型企画として人気を集めた。アルゼンチン、パラグアイにも訪れ、老人ホームや国立の体育大学、リハビリセンターで講習するなど活動の幅を広げている。
 熱心な普及の甲斐もあり「障害者だけでなく、一般体育の従事者からも大きな関心が寄せられた」と成果を報告。「競技者が増えればチーム数も増えさらなる活性化に繋がる」とし、今後の活動にも意欲を見せた。
 約20日間の滞在を終え先月31日に離伯。帰国後はオープン競技に追加された、10月の岩手国体の運営に当たる。