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今年もジャクチンガの集い=来月12日、山形で

来社した山矢さん

来社した山矢さん

 サンパウロ州ポンペイア市近郊ジャクチンガ移住地の出身者が集う『第20回交流食事会』が、12日午前9時から山形県人会(Av. Liberdade, 486, Sala 24)で行なわれる。
 1936年に入植が始まり、綿花やとうもろこし栽培で栄え、最盛期には100家族が暮らした。同移住地はブラジル人経営の牧場になり住む人はもういないが、交流は継続している。
 例年、80人以上の出身者やその家族が集まるといい、持ち寄りの豪華な食事やビンゴ大会で旧交を温める。村の出身者も高齢化で、役員の訃報が続き継続が危ぶまれながらも、継続の要望は絶えず20回目を迎えたという。
 案内のため来社した世話役の山矢三郎さん(79、二世)は「華のある植民地で、旧友との再会に喜び涙する人も多い。豪華な料理を堪能しながら、楽しい時間を過ごしましょう」と参加を呼びかけた。
 会費は20レ(10歳以下と80歳以上は無料)。加えて料理一品の持ち寄りを呼びかけている。