CIATEが実施した三、四世への意識調査(5日付け詳報)は、興味深い結果が出た。例えば、20~40代の回答者約500人のうち、約100人は四世と答えた点だ。
つまり働き盛りの若者のうち、四世が2割を占める時代になったのだ。その100人のうち、なんと85人ほどが「訪日就労に関心を持っている」と答えた。
四世諸氏にとって「訪日就労」は、単純労働を強いられる旧式のデカセギではないだろう。何らかの得意とする専門分野を持っており、「その知識を生かして活躍できれば」という意識があるのではないか。
四世ビザの解禁について、「日本側はピンときていない」と憂う声も聞いた。なんなら産業界も、サッカーやプロ野球界のように「助っ人外国人」枠を設けても良い気がする。日本社会が彼らを受け入れる日は来るのだろうか。(祐)