ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の9月度代表者会議が、先月29日に文協ビル内の県連会議室で行われた。来訪者発言では下本八郎元サンパウロ州議が、チエテエコロジー公園のパルケ・ナソンエス計画について、協力を求める声があった。
冒頭下本さんから、チエテエコロジー公園内に建設を予定するパルケ・ナソンエスの日本文化エリアについて構想が説明された。生け花教室や空手道場などの設備や後援者などについて紹介があり、同エリアの建設計画は「2年後に完成、提出は5年後にされる」とした。
下本さんは「日本祭りの来場客数から見ても、日系人への関心は高い。この計画は成功すると考えている」と前向きだが、質疑応答では「莫大な予算が必要なため実行は難しい」と、現実的な意見が出た。
7、8月の会計は日本祭りの収支が調整中のため、発表はなかった。またイビラプエラ公園内の開拓先没者慰霊碑に関し、整備費を捻出するための基金を設立する提案が出された。慰霊碑の整備費は月々800~900レアルで、寄付や県人会からの援助を充てていたが不足が予測されている。
移民110周年(2018年)には皇室招待を検討しているとの報告もあった。
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