10月に行われた統一市長選の結果、下院議員18人、上院議員1人が市長となった。1日付アジェンシア・ブラジルが報じている。
今年の統一市長選には下院議員80人が立候補し、市長14人、副市長4人の計18人が当選した。この数は2012年の市長選で87人が出馬し、26人当選したときより少なくなった。
市長に当選した主な下議は、リオ・グランデ・ド・スウ州都のポルト・アレグレを制したネウソン・マウシェザン下議や、サンパウロ州リベイロン・プレット次期市長のドゥアルテ・ノゲイラ下議(共に民主社会党・PSDB)などだ。
上院から出馬して当選したのは、リオの市長選を制したマルセロ・クリヴェラ上議(ブラジル共和党・PRB)のみだった。上院からはマルタ・スプリシー上議(民主運動党・PMDB)もサンパウロ市市長選に出馬したが、一次投票で敗れている。
当選した議員の議席補填のため、下院18人、上院1人の計19人の補欠繰上げが行われる。上院ではエドゥアルド・ロペス氏(PRB)の繰上げが既に決まっている。