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チリでM6・4の地震=震源地近くは震度7記録

 4日午後、チリでマグニチュード6・4の地震が起き、メルカリ震度階級で震度7を記録した地域もあった。4日付現地紙サイトなどが報じた。
 地震が発生したのは現地時間の13時20分頃(ブラジリア時間で14時20分頃)で、同国中央部から南部にかけて強い揺れを感じた。震源地はマウレ州クリコ県クリコ市から南西に38キロ離れた地点で、震源の深さは87・5キロだ。
 この地震により、コキンボ、ヴァルパライソ、サンチアゴ都市圏(首都州)、オイギンス、マウレ、ビオビオ、ラ・アラウカニアの7州で震度3~7の揺れを記録した。
 震度7を記録したのはクリコ県で、オイギンス州で6、サンチアゴ周辺でも5を記録した。
 ブラジリア時間で午後4時現在、この地震による死者や負傷者、建物の被害状況などは伝わっていないが、津波の心配はないという。