11日(金)、貧しい子供達にもクリスマスの喜びを届けるため、郵便局恒例のサンタクロース・キャンペーンが幕を開けた。
このキャンペーンは、貧しい家庭の子供達がサンタクロース宛にプレゼントの希望を書いた手紙を送ると、有志達が手紙を受け取りに来て、プレゼントを用意し、郵便局が届けるという形で、27年間続けられてきた。
キャンペーン開始のための正式なセレモニーはサンパウロ市で開催された。子供達からの手紙は各郵便局の職員が内容を確認した後、「サンタクロースの家」と呼ばれる場所や郵便局に置かれ、サンタ役のボランティアの到着を待つ。
サンタ役には子供達の住所は知らされず、手紙に書かれたプレゼントは、郵便局が子供達に届ける。キャンペーンの詳細などは、公式サイトのblog.correios.com.br/papainoeldoscorreiosを参照に。。
2015年は83万通の手紙が郵便局に届き、57万通が選ばれ、子供達46万人に、玩具や文房具、衣服などのプレゼントが届けられた。(11日付アジェンシア・ブラジル、フォトス・プブリカスなどより)