移民画家の半田知雄さんの残した絵画作品が販売されている。同氏が逝去して20年、また生誕110周年を迎え、息子のペドロさんが東洋街の事務所(Rua da Grolia, 332)で取り扱っている。
1917年に来伯した知雄さんは、32年に美術学校へ通った。その後35年に聖美会を設立するなど、日本人移民の芸術活動の草分け的存在だ。
購入希望者は事前連絡の上、事務所で作品を選び気に入ったものがあれば購入できる。購入の際には購入証明書に記入が必要。
案内のため来社した半田さんは「数が少なくなっています。早めの連絡を」と呼びかけた。
問い合わせは半田さん(電話=11・3271・0806、メール=pedrohanda@hotmail.com)まで。
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