買物や観光客で賑わう東洋街の目抜き通りが、歩行者天国になる。来年からガルボン・ブエノ通りで土日祝日に実施され先立って同所では、サンパウロ市交通局が先週末から歩道整備を進めている。対象はリベルダーデ広場からアメリコ・デ・カンポス通りまでの約188メートル。
サンパウロ市中心部の公共空間を、快適な生活空間とすべく推進する事業「セントロ・アベルト」の一環。日曜日には約6万4千人が歩行するというガルボン街だが、混雑時には25%が車道にはみ出して通行していたという。
工事によって歩道は、従来の3メートルから広いところでは倍近く拡張された。歩道と車道はポールで仕切られ、路面も緑のペンキで塗装された。19日に開始した工事は、既に半分近く進んでいると思われ、新しく設置されたベンチや駐車禁止の標識も見受けられる。
実施は1月2日以降の週末と祝日の午前9時から午後7時まで。歩行者でごった返す東洋街の休日が、いくらか快適になるかもしれない。
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