沖縄県人移民塾(宮城あきら代表)が7月に刊行した『群星』(むりぶし)第2号の合評会が、14日(水)午後4時から沖縄県人会会議室で開催される。日ポ両語で書かれた沖縄移民史に関する興味深い体験談や論文がまとめられたもので、興味がある人には同県人会はもちろん、本紙編集部でも無料配布されている。
第2号では、エスタード紙論説委員の保久原ジョルジさん、高良アレシャンドレさんら二世の寄稿がぐっと増え、歴史の再発見コーナーとして「宮城利三郎の顕彰碑―秘められた歴史の原点」など19編の読み応えのある内容が並ぶ。
宮城代表は「移民群像、歴史の掘り起こし、新しい事実の発見などを編集方針にしている。それがどの程度表現されているか、当日参加して、ぜひ論評してほしい。そこから次号のテーマにつなげたい」と呼びかけた。県系人以外の参加も大歓迎だという。
当日は第一部として討論会が行われ、第二部は軽食がふるまわれる懇親会となる。参加費は無料。第3号は来年7月に刊行する予定。
タグ:県人会