外国人集住地域として知られる愛知県豊田市の保見団地で暮らす在日ブラジル人のリアルな日常を245枚の写真を織り込んで綴ったルポルタージュ『ファミリア保見団地』(世界文化社)が12月に日本で発売された。住民約9千人のうちの約半数が外国籍(ブラジル人は約3千人)という同団地で、写真家・名越啓介とノンフィクション作家・藤野眞功が3年間に渡って生活し、記録した渾身の力作だ。住み分けが進んで、地域の日本人からは「見えづらい存在」となっているとか。このような本がきっかけとなり、お隣さんである外国人への理解を深め、交流がさらに進んで欲しいところ。
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