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インターネット=ブラジル国内利用者、1億人を突破=高収入、都市部在住者層の利用率高く
ブラジル地理統計院発表の「インターネット接続、テレビ視聴環境および個人使用のための携帯電話所持率調査書」によると、ブラジルでインターネットを利用している人は1億人を突破したと23日付現地紙が報じた。
インターネット利用者数は1億人を超えたが、人口の42・5%は依然としてインターネットとは無縁だ。
2015年にパソコンや携帯電話、タブレットなどを使ってインターネットに接続した世帯は、全世帯数の57・8%だった。これは2013年より20・5%増えている。
月収が最低賃金4倍までの層のインターネット利用率は32・7%で、最低賃金10倍以上では92・1%だった。都市部の利用率は63・9%で、農村部の21・2%のほぼ3倍だった。
この調査はブラジル科学技術通信開発省と共同で行われたもので、そのデータは全国にインターネットを普及させ、利用環境を平等にするために使われる。
アンドレ・ボルジェス同省遠隔通信局長は「インターネット環境に差があることで、国民の間に情報格差、機会格差が起きてはならない」と語った。
高齢者のインターネット利用率は年々上がっている。2013年から15年にかけての60歳以上の人口におけるインターネット利用率は、12・6%から17・4%へと上昇した。この数値は2005年には僅か1・8%だった。
インターネット利用のあり方も代わってきている。2014年はパソコンでインターネットを利用すると答えた人が76・6%いたが、2015年は70・1%に減少した。
また、10歳以下の子供の携帯電話所持率も2015年は78・3%に伸び、10年前のおよそ2・5倍になった。