今年のクリスマス商戦での分割払いでの売り上げは昨年より減り、3年連続の減少となったが、良い兆候があることもわかった。26日付G1サイトが報じている。
これは、信用保護サービス(SPCブラジル)と全国商店主連合(CDNL)の調査で明らかになったものだ。
それによると、今年のクリスマス商戦での分割払いでの売り上げは、前年比1・46%減となった。
CNDLのオノーリオ・ピニェイロ会長は、「融資を受けるのが困難な上、利子やインフレ、失業率が高い状況では、高額商品を買いたくても、国民の購買力には限界がある」と語る。
だが、14年の0・7%ののち、15年は15・84%と、記録的な減少を記録したことを考えると、減少幅は大幅に小さくなった。これは、母の日の16・4%、恋人の日の15・23%、父の日の7・15%、こどもの日の9・02%という数字と比較しても、よい数字だ。
SPCブラジルのロケ・ペリザーロ会長は「下げ幅が小さくなっていることから見て、最悪な時期は過ぎたように見える」と語っている。