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8日から富士山写真展=コクエイラのお茶屋敷で

中谷優樹さん、姉の日草さん

中谷優樹さん、姉の日草さん

 サンパウロ州スザノ市コクエイラ区のカザロン・ド・シャー協会(お茶屋敷協会、中谷日草(ひぐさ)会長)は静岡新聞、ニッケイ新聞と共催で「富士山写真展」を8日から2月26日まで開催する。開館は日曜日午前9時から午後5時のみ。入場は無料。
 戦前に紅茶工房として建造された独特の日本式の木造建築「お茶屋敷(Casarão do Chá)」は、連邦政府とサンパウロ州政府から重要文化財指定を受け、2014年6月に改修工事が完了した。
 同協会ではその場所を活用して年に5、6回の展示会を行っており、新年最初が「富士山写真展」となる。
 昨年中はパリ・ブラジル友好絵画展、ミニチュア模型やジオラマ展、折り紙展、水彩画展など様々な展示会に加え、陶芸セミナーなどの催しをしてきた。
 中谷会長は「日本といえばやはり富士。この一年を霊峰の素晴らしい景色から始めましょう。3月末からはサントアントニオ・ド・ピニャールに住む日本人職人による、釘やネジを使わない組み込み細工の家具などを展示する予定です。ぜひ皆さん見に来てください」と呼びかけた。
 問合せ電話(11・4792・2164)【住所】ESTRADA DO CHÁ, cx 05 -acesso pela Estrada do Nagao (Fujitaro Nagao), km 3 -Cocuera, Mogi das Cruzes – SP