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東西南北

 ジョアン・ドリア新サンパウロ市市長による交通ルール変更第1弾の実施が6日から行われる。それはセントロの7月9日通りの高架橋への乗り入れが再び出来るようになるというもので、14・ビス広場からサンパウロ市庁舎までの約6キロほどが対象となる。ただこれは、よくよく調べると、ドリア市長の自宅のあるジャルジン・エウロッパからの通勤路とそのまま重なるという事実も。ちなみに乗り入れには制限があり、平日の5~21時、土曜の5~15時は2人以上が乗っている車のみが通行可能となる。それ以外の時間帯や、日曜、祭日は、何人乗りの車でも通行することができる。
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 4日付フォーリャ・ジ・サンパウロ紙によると、大統領府内に飾られてある歴代大統領の肖像写真の中で、イタマル・フランコ大統領(1992~94年)のみ、なぜか死亡年月日(2011年7月2日)が記されていないという。その件で同紙が大統領府に質問をしたら、そこでようやく修正の動きに入りはじめたという。歴代大統領の中でも、コーロル前大統領の罷免に伴って昇格した同氏の印象がやや薄いのは否めないが、同じ境遇で副大統領から昇格したテメル氏ゆえ、すぐにやるべきことでは。
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 全国選手権を制しても、補強の手を緩めないパルメイラスだが、このほど、2010年W杯の際、ボランチのレギュラーだったフェリペ・メロと契約した。メロといえば、同大会の準々決勝で痛恨の退場処分を受け、敗退につながった苦い記憶で有名だ。久々の国内復帰となるが、パルメイラスで活躍し、ブラジルのファンに汚名返上といきたい。