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大サンパウロ都市圏=バス571路線で値上げ=3ターミナルは乗継料徴収

 サンパウロ市と近郊諸市を結ぶサンパウロ都市圏運輸公社(EMTU)のバス571路線の料金が、8日から値上がりする上、3ターミナルでは市内バスとEMTUの乗継料の徴収も始まると5日付G1サイトなどが報じた。
 調整率は運行会社毎に異なり、ジュキチバやサンロウレンソ・ダ・セーラ、イタペセリカ・ダ・セーラなどとサンパウロ市を結ぶインテルヴィアスのバスは平均6・65%、イタペヴィ、カラピクイバ、オザスコ、バルエリ、フランシスコ・モラトなどとサンパウロ市を繋ぐアニャンゲーラのバス代は平均6・58%上がる。
 グアルーリョスやアルジャー、マイリポラン・サンタ・イザベルとサンパウロ市を結ぶインテルモルテのバスは平均7・18%値上がりし、フェラース・デ・ヴァスコンセロスやイタクアケセトゥーバ、ポア、モジ・ダス・クルーゼス、スザノなどとサンパウロ市を繋ぐウニレステのバスは平均6・64%調整される。
 サントアンドレやサンベルナルド・ド・カンポ、サンカエタノ、ジアデマなどのABC地区とサンパウロ市間のバス代は、平均6・1%上がる。
 一方、ジャバクアラ~サンマテウスに繋がるコレドールABDは、料金が7・5%上がる上、ジアデマ、ピラポリーニャの2ターミナルでは8日から、サンマテウスでは15日から、サンパウロ市内のバスとEMTUのバスを乗り継ぐ際、1レアルの乗継料金の徴収が始める。
 ただし、カッパン・レドンドとカンポ・リンポでは、EMTUのバスと地下鉄の乗継料金を1・12レアルに据え置く。
 また、EMTUと都市近郊鉄道(CPTM)、地下鉄を乗り継ぐ人は、「BOM・ヌス・トリーリョス」と呼ばれるカードを利用すると、乗り継ぎ時に料金が1・5レアル割り引かれる。
 EMTUはカンピーナス、バイシャーダ・サンチスタ、北部海岸、ソロカバ、ヴァーレ・ド・パライバの各地区でも7%前後の料金調整を行う。