ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)主催の『第18回日本語ふれあいセミナー』が17日からの4日間、ブラジル霊友会で行われた。13~17歳の日本語を学ぶ生徒ら、計72人(ボリビアから12人、アルゼンチンから1人)が参加した。
このセミナーは日本語や日本文化に触れ、生きた日本語を身につけることを目的としている。今回は初めてサンパウロ日本人学校を訪問し、思いやりやおもてなしといった「見えない日本文化」の理解促進にも力を入れた。
また恒例となった「馬場体操」もリベルダーデ広場で行われ、途中で降り出した雨にも負けず、参加者は元気な掛け声や手拍子を打ちながらとても楽しげに踊りきった。
同セミナー初めてのアルゼンチン人参加者である帰山マティアスせいじさん(16)は、「初めはとても緊張したけど、すぐに友達がたくさん出来た。馬場体操が一番楽しかったです」と笑顔で語った。ボランティアとして2回目の参加である非ニ日系のシルバ・アウグストさん(19、スザノ出身)は「言葉に出来ないくらい楽しかった」と感動をあらわにした。
セミナーのOBであるボランティアも多く見られ、運営の手助けをしていた。第1回目の参加者から寄付もあったという。志村マルガレッテ実行委員長は「本当に嬉しい。OBはみんな優秀に育ってくれた。今後も日伯の架け橋となる優秀な若者を育てていきたい」と嬉しそうに話した。