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電通ブラジル=社長が6月開催のカンヌ・ライオンズでラジオ部門の審査委員長に

 ブラジル電通社長のマリオ・ダンドレア氏が、今年6月に開催される世界最大級の広告賞である「カンヌ・ライオンズ」ラジオ部門の審査委員長に決まったと27日付現地紙が報じた。同氏は、ラジオ広告においてもっとも独創的な作品を選考する。
 同氏はこれまでのカンヌ・ライオンズでも、2006年ラジオ部門、2012年総合キャンペーン部門、2013年プロモーション部門で審査委員を務めてきた。
 昨年、カンヌ・ライオンズ最高責任者に選ばれたブラジル人のジョゼ・パパ・ネット氏が26日、全24部門の内、16部門の審査委員長を発表した。残る8部門の審査委員長は近日中に発表される。
 ネット氏は「審査委員長に選ばれた人達は、それぞれに広告業界で素晴らしい成果を残しており、業界の牽引役ともいえる存在だ。彼らは想像性に富んだ素晴らしい作品を選んでくれるはずだ」と書面で発表した。
 ダンドレア氏は26日、インタビューに応え、「ラジオは伝統的メディアでありながら、デジダル時代に上手く適合している。サンパウロ市のラジオ局の番組も世界中で聴けるし、インターネットやスマートフォンのアプリケーションを使えば、DJパフォーマンスだって聴取できる」と語った。同氏は同時に、「審査委員長は、世界中から集り、多くの場合は初対面の審査委員と調和を保てなくてはならない。誰もが自由に意見を言える雰囲気を作る事が必要だ」とも語った。