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 JICAボリビア通信第9号を見ていたら、興味深いプロジェクトが進んでいるようだ。標高3600メートルにある首都ラパスから発信しているだけに、副題が「高いところから失礼します!!」とシャレている。同地のボリビア日系協会連合会(ANBJ)は加盟団体と協議を重ねて、「日本学園(仮称)設立」を目指しているというのだ。同地日系社会にはまだない「Secundaria」(日本の中学校・高校)をサンタクルス市内に設立し、日本語や日本の文化・社会を学ぶ場にする構想だ。そういえば、移民90周年の頃にはブラジルにも「日伯学園構想」があった。酉年だけに、来年の110周年に向けて、何か羽ばたくようなプロジェクトが出てこないだろうか。
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 ブラジルでスポーツ用品店に行くと、サッカーなど人気競技の商品しかおいてない場合が多い。でも仏系資本の総合スポーツ用品店「デカトロン(Decathlon)」に行けば、山登り用品、アウトドア用品、フィットネス用品から卓球、釣り、柔道、乗馬など50数種類の商品が見られる。全伯に約20店ほどあるが、半分以上はサンパウロ州。サンパウロ市にも3店あり、メトロのチエテ駅から歩いていけるラールセンター店が便利。ショッピング・ノルテを越えて、ラールセンターの入口を左手に見て、正面の建物がもうデカトロンだ。他にモルンビー店、ヴィラ・ロボス店も。日本でもオンラインストアー(www.decathlon.co.jp)で販売されている関係で、当地でも商品によっては日本語の表示がある。スキー用品の棚もあったが、雪がほぼ降らない当地でも売れるのか?