ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | ブラジルサッカー=20歳以下南米選手権決勝リーグ始まる=ブラジルはエクアドルに引き分け=2点先取も、2度のPKで追いつかれる

ブラジルサッカー=20歳以下南米選手権決勝リーグ始まる=ブラジルはエクアドルに引き分け=2点先取も、2度のPKで追いつかれる

対エクアドル戦より(Lucas Figueiredo/CBF)

対エクアドル戦より(Lucas Figueiredo/CBF)

 1月18日に始まったサッカー20歳以下の南米選手権で、20歳以下ブラジル代表が1次リーグを突破し、30日からの決勝ラウンドに駒を進めた。
 決勝リーグ初戦、ブラジルは地元エクアドル相手に2点を先制しながらも、後半に2度のPKを奪われ、痛恨の引き分けに終わった。
 予選A組最終戦のコロンビア戦に敗退したために、グループ3位で決勝リーグ進出となったブラジルはこの日、地元エクアドル、キトのアタウイアパ・スタジアムでA組1位のエクアドルと対戦した。ただ、相手は1位といっても、一次リーグ初戦で1―0で勝っている相手でもあった。
 試合前半は、圧倒的にブラジルが支配した。14分にはサイドバックのギリェルメ・アラナ、24分にはボランチのマイコンと、共にコリンチャンスの選手がシュートを決め、2点のリードを奪った。
 だが後半、大事なところでミスが出た。後半23分、31分と、共にペナルティ・エリア内でファウルをおかしてPKを献上。これを2度とも決められ、同点にされてしまったのだ。
 そのファウルは共に、相手ストライカーのリノに対するもので、1点目はキーパーのカイケ、2点目はセンターバックのガブリエルがおかしたものだった。
 幸いこの節は、ウルグアイがアルゼンチンに大勝した以外は引き分けで、4チームが勝ち点1で並ぶなど、まだ上位との差はつけられていない。この決勝リーグで4位までに入ると、5月に韓国で行われる20歳以下W杯に出場できる。
 ブラジルの次戦の相手は2日、予選B組1位の強敵ウルグアイ。初戦に勝って勢いをつけて臨みたかった相手だが、奮起が望まれる。
 なお、フル代表でセンター・フォワードをつとめるガブリエル・ジェズスは、出場対象年齢ではあるが、今大会には出場していない。(1月31日付テーラサイトなどより)