日本語センター(立花アルマンド理事長)で毎週月曜日の午前10時から、日本語学習者向けの交流勉強会『バテ・パポ・エン・ジャポネス』(山岸美智子主宰)が開かれている。日語学習者と日本人のボランティア約30人が集まり、日本文化や日語会話を楽しんだ1月30日の様子を取材してみた。
勉強会始めには日ポ両語で日本文化の紹介が行われる。今回は「日本の就職活動」の説明があり、「新規卒業者の重要性」や「就活浪人」「お辞儀」など日本の就職活動の特徴を、参加者は興味深く聞き入った。
その後、日語学習者とボランティアで2、3人組みを作り日語での会話練習の場となった。
また、年明けの月ということもあり正午にはかるたや書初め、福笑い等正月の遊び体験が行われた。初めてやる遊びに参加者から笑い声や歓声が上がりおお盛り上がりとなった。
同勉強会の創始者であり主宰者の山岸さんは駐在家族。「一対一でポ語練習できる場所を探していた」という山岸さんが勉強会を始めると、すぐ参加者が増え勉強会の需要の高さを感じたそう。
「日語、ポ語学習者がお互いに学び合える場所は多くの人が求めている。開催時間の変更も考えたが、ボランティアは駐在家族が多いので『無理をせず楽しく』やることが大事。できることを着実にやっていきたい」と活動について語った。
午後1時頃に日本文化体験が終わると、日語学習者の照屋健二レナトさん(19、三世)の指示の下、『Bate Papo em Portugues』が始まった。日語学習者とボランティアの立場が入れ替わり、30分間のポ語の会話練習が行われた。
ポ語でのバテパポ企画者の照屋さんは「昨年9月から、ポ語を勉強しているボランティアのために第一月曜日に開催している。いつも私達の日語会話練習を手伝ってくれることへの恩返し」と感謝の気持ちを語った。
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