日伯青年会議所が6日、『2017年役員就任式』をサンパウロ州議会で開催し、中野マルシア新会頭(38、三世)の就任を祝った。式典には野村ショウジ元会頭のほか、ブラジル青年会議所のマベ・ラファエル・ジュン会頭、飯星ワルテル連邦下議、西本エリオサンパウロ州議、在聖総領事館の関口ひとみ首席領事、ブラジル日本文化福祉協会の呉屋春美会長が来賓した。
野村ショウジ元会頭は「多忙だったが学びのある年で、多くの優秀な人々と経験を共有できた」と昨年を振り返った。「中野新会頭は会議所の事業をただ継続させるだけではなく、35周年でもある今年を記念すべき年にしてくれるだろう」と新会頭の活躍を期待した。
中野新会頭は2010年に同会議所に入会し、7年間活動に貢献してきた。就任挨拶に立った中野さんは「新会頭就任の決断は簡単ではなかった。責任の大きさから逃げ出したくなることもあった」と語った。
「しかし会議所は社会発展への希望を生む場所であり、関係する私達も成長を続けるべき。全事業の成功、また会員同士の連携を強め、他の若い世代の入会促進を目指す」と意気込みを語った。
その後、記念撮影と中野新会頭の就任を祝った鏡開きが行われ、懇親会となった。
日伯青年会議所は国際青年会議所の加盟団体。青年の社会的成長と社会の発展への貢献を目的とする。