言語学習者にとって母語話者と交流することは大事な機会だ。ブラジル日本語センターで毎月曜に行われる「バテ・パポ・エン・ジャポネス(日本語で世間話)」は、ブラジル人日語学習者が日本人と実際に会話する場だ。開始からすぐに参加者が増え、今では人数を抑えるためあまり広報していないそう。
主宰者の山岸美智子さんによると、日系社会と全く接点のない非日系日語学習者が、バテ・パポで日本人や日系人の友人から情報を得て、日系団体に参加することもあるそうだ。日語学習者同士でも、お互いの環境を紹介しあうことができる。
一昔前、県人会は県人が集まってお国言葉を懐かしむ場所だった。元々会話を楽しむ場だったなら、月に一度でも「日語会話を楽しむ場所」として開放し、日語学習者を呼んでみては? 会員獲得の機会になるかも。(雪)
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