サンパウロ市地下鉄2号線は昨年から、従来以上に効果的な最新鋭の車間制御機を使い始めたとアピールしていたが、9日付アゴラ紙によると、2016年は1年間で76回もの故障を記録していたことがわかったという。従来の制御機は、前の電車の一番後ろと後続の電車の先頭にあるアンテナから発せられる信号で車間距離を調節していたが、現在は、線路の内部にある光ファイバーを通じて距離を調節する方法に切り替えられた。こう聞くだけだと、電波を飛ばさない分、現行の方が進んだ印象を受けるのだが、それでも故障が多いというのは扱う人側の問題なのか。技術がいくら進歩しても、解決できない問題はあるようだ。
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サンパウロ州では3月に入ってから、9日の時点でカンタレイラ水系が95ミリの降水を記録するなど、雨が増えた。アゴラ紙によると、サンパウロ市内では今年に入ってからの雨で、既に7人が事故死しているという。1月20日には濁流に飲まれたりして2人が溺死。2月24日にも倒れた塀に直撃されたり、水に飲まれたりした死者が3人、今月7日には倒木と落雷が原因で2人が亡くなった。断水の危機は去ったが、心配することは他に多い。
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8日の欧州サッカー界はネイマールの大活躍に沸いたが、8日はリベルタドーレス杯とブラジル杯の試合も開催された。リ杯ではパルメイラスが敵地アルゼンチンでのトゥクマン戦で1―1の引き分け。ブ杯ではサンパウロが、今季期待の20歳のストライカー、ルイス・アラウージョの2点ゴールの活躍で、本拠地モルンビでの対ABC戦を3―1で飾った。
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