連邦政府の社会保障制度改革に反対するストが今日15日に行われる予定で、サンパウロ市内では電車やバスなどにも影響が出そうだと、14日付現地紙が報じている。
今回のストは、労働時間の形態の変化などに反対する労組が動いたものだ。これに伴い、サンパウロ市のバスや地下鉄のほか、市立、州立の学校、病院や診療所、銀行などが一斉に機能を停止させる可能性が出てきている。
事前に流れている情報だと、バス関連の職員はは15日午前0時から朝9時までストを行い、午後からはパウリスタ大通りでのデモに合流する予定だ。地下鉄は0時から24時間動かなくなる可能性があるが、決行か否かは14日夜の総会で決まる。
また、市立、州立の学校では教職員のストが予定されている。州立校の教員は今日、無期限ストとするか否かを決めることになっている。
病院や診療所に関しては、州立のものは通常通り機能するが、各機関で総会が開かれる。市立の医療機関も、保健所や病院での対応は通常通り行われるが、抗議行動も計画されている。
銀行がストを行うか否かは14日夜の総会で決まるため、まだはっきりしていないが、銀行員はパウリスタ大通りでのデモに参加する意向だ。
金属労組も各工場前やパウリスタ大通りなどでストを行う予定だ。
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