昨年のリオ五輪でも金メダルを獲得したブラジルの男子バレーボール代表チームの新監督、レナン・ダル・ゾット氏が8日、6月に世界各地で開幕となるバレーボール・ワールドリーグに向けた代表メンバーを発表した。
代表入りしたのは18人で、7日に決勝が行われたばかりのブラジル国内のバレーボールリーグ、スーペルリーガで優勝したクルゼイロのレギュラーで、同大会の最優秀セッターにも選ばれたウィリアンは、個人的な理由で辞退したため、その名前はなかった。
レナン監督は、ブルニーニョ、ワラシ、ルカレッリ、リペ、マウリシオ・ソウザ、ルカン、エデル、エヴァンドロら、昨年のリオ五輪の金メダルメンバーをベースとして残した上で、クルゼイロから有望な若手メンバーのレナンやロドリギーニョを招集した。
スーペルリーガ得点王で、準優勝チームのタウバテ所属のワラシは、息子マックス君の誕生が近く、ワールドリーグの序盤を欠場する。
ブラジルはワールドリーグ第1週(6月2~4日)にイタリアで、イタリア、ポーランド、イランと対戦する。
第2週は6月9~11日にブルガリアで行われ、ブルガリア、カナダ、ポーランドと戦う。
6月16~18日にはアルゼンチンで、セルビア、ブルガリア、アルゼンチンと対戦する。
7月4~8日には地元のブラジル・クリチーバで、予選成績5位までのチームと最終ラウンドを争う。(8日付ESPNサイトなどより)