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東西南北

 来年のロシアW杯出場を決めているサッカーブラジル代表は、6月9日と13日に豪州メルボルンの地で、アルゼンチン、豪州と親善試合を行う。その代表メンバーが19日発表された。「欧州でプレーする何人かの選手には休暇が必要」との理由で、ネイマールは外された。今年2月に負傷したガブリエル・ジェズスが復帰した他、長く代表から遠ざかっていたダヴィド・ルイスが復帰した。また、6月3日に行われる欧州最高峰の戦い、チャンピオンズリーグ決勝に出場するマルセロやダニエル・アウヴェスも、疲労を考慮され、選出外となった。
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 第13回目となる、サンパウロ市ヴィラーダ・クルツラルが20日の午後6時から、21日の午後6時まで行われる。〃ヴィラーダ〃は「日付が変わる」という意味で、市内各所で夜を徹してコンサートなどの文化イベントが行われる名物行事だ。20日の夜はメトロ15号線と、ルス駅、レプブリカ駅を除くメトロと都電(CPTM)が朝まで運行する。全体で900もあるイベント情報の確認はサイトhttp://viradacultural.prefeitura.sp.gov.br/が便利だ。
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 サンパウロ市では、緊急事態発生時の電話番号が、犯罪発生時に軍警とつながる190番と、救急車(SAMU)192番、消防署193番に分かれている。これが年内に190番に統一される事がサンパウロ州とサンパウロ市の間で決まった。今後、州と市の代表者が共同でこの新システムの運用についての細部を検討する。これは「緊急時には190番」との習慣がついている市民の利便性を高めることと、番号を統一する事で対応部署を統一する事が狙いだ。