ルーラ、ジウマ政権で財相を務めたギド・マンテガ氏が29日、パラナ州連邦地裁で、スイスに未申告の口座があることを認めた。30日付現地紙が報じている。
スイスのピケット銀行に「パピロン・カンパニー」との名義で作られた口座には60万ドルの預金が存在しているが、元財相がラヴァ・ジャット作戦(LJ)を管轄するセルジオ・モロ判事の前で明かしたところによると、この金は「父親から譲り受けた不動産を売却した金の一部」で、賄賂ではないという。
元財相は、LJでのオデブレヒト社の報奨付供述では「ポス・イタリア」のコードネームで賄賂支払いの記録が残っている。また、今月のJBS社のジョエズレイ・バチスタ氏の報奨付供述でも、「労働者党(PT)の賄賂の窓口だった」と指摘されていた。