リオデジャネイロ市では28日から強い霧が発生しており、市内のサントス・ドゥモン空港では、30日まで、3日連続で欠航が発生した。
30日は午前10時50分までに、26便が欠航し、18便が遅延、1便が同じリオ市内のガレオン空港に振り替え着陸となった。
この影響はサントス・ドゥモン空港からの路線が発着する、ブラジリア連邦直轄区、サンパウロ州、リオ・グランデ・ド・スル州の空港にも及んでいる。
空港運営会社のRioガレオンは30日朝、同空港では霧が発生しているため、離着陸は器具に頼って行っていると発表した。同空港は朝6時にターミナルを開けるのが常だが、同日は、機械を使っての離着陸が始まった朝8時半になってやっと開いた。
サンパウロ市のコンゴーニャス空港では午前9時25分までに少なくとも20のリオ便が欠航となった。サンパウロ州内陸部、カンピーナス市の空港ではリオからの便とリオ行きの便、各2便が欠航となった。同様の欠航はブラジリア、ポルトアレグレ、クリチーバでも起こった。
現地の天候が荒れているわけでもないのに、発着予定地の霧による欠航は乗客にとって受け入れがたい災難となった。
なお、自分が利用する便が予定通り発着するか否かは、Infraero(ブラジル空港インフラ業務公社)のサイトで確認することができる。(30日付G1サイトより)
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