コロニア有数の板前として知られた孝橋(こうはし)三男さんが28日早朝、サンパウロ市ガルボン街の自宅で多臓器不全などのために亡くなった。享年77。初七日法要はサンパウロ市リベルダーデ区の仏心寺(Rua Sao Joaquim, 285)で4日(日)朝9時から行なわれる。
一緒に割烹などを経営してきた丹下セツ子さんによれば、孝橋さんは兵庫県神戸市出身で、1960年ごろにアマゾン移民として渡伯した。
その後、出聖して約30年前から丹下さんと割烹「孝橋」、20年前からは割烹「雅」を一緒にやり、両店共に、当地ではごく珍しい本格的日本食が食べられる割烹として名を知られていた。「雅」は4年前に閉店。その頃から体調を崩し、最近悪化していた。
葬儀は5月30日にヴィラ・マリアナ墓地で行なわれ、ヴィラ・アルピーナで火葬するために運ばれた。
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