ブラジルで幼少期を過ごしたイギリスの世界的人気女優が、現在、ブラジルの祖母に冷たい仕打ちを行っているとして、親族から非難を受けていることが判明した。
イギリスの人気女優カヤ・スコデラリオ(25)はイギリスの青春ドラマ「スキンズ」の演技で注目され、現在、ブラジルを含め、全世界で大ヒット中(日本は7月1日公開)の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」での主要キャストを獲得。まさにこれから、ハリウッドでの人気女優の座に手をかけ始めているところだ。
だが、そんな矢先、カヤにブラジルの親族からの批判が飛び出して、スキャンダルとなっている。
カヤはイギリス人の父親と、サンパウロ州イトゥ出身のブラジル人の母親との間の子供で、イギリス生まれだ。だが、ほどなくして両親が離婚したため、カヤは幼年期を母の実家のイトゥで過ごした。彼女は母親の姓であるスコデラリオを名乗っているし、イトゥで暮らしたために、ポルトガル語も流暢に話すことが出来るという。
その後、カヤは再度ロンドンに戻って生活しはじめたが、2007年、14歳のときに、当時、演技経験も何もない状態で「スキンズ」の主要キャストに抜擢された。彼女はそこで美貌と演技が注目され、一躍イギリスのアイドル女優となった。
だが、イギリスの大衆紙「サン」の取材に、カヤの伯母のファビアーナ・モラエスさんが答えたところによると、女優として成功しはじめた頃から、カヤは急に母方の家族に冷たくなったという。
現在、ファビアーナさんの母でカヤの祖母であるイネスさんは心臓病を患い、高額の治療費を必要としている。「最新作の映画では400万レアル(約1億4千万円)の出演料を得たと聞いている。なのに、祖母の治療費を一銭も助けてくれないなんて」とファビアーナさんは嘆いている。
カヤは父方の家族と親しくしているわけでもなく、彼女の父親は2010年に他界もしている。
その出自ゆえにブラジルでも人気が出そうなカヤだが、この問題がこじれると足を引っ張る可能性もある。(r7サイトより)
タグ:サンパウロ