ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事がCPTMの13号線の民営化を検討していると、7日付エスタード紙が報じている。
CPTM13号線は、グアルーリョス空港(クンビッカ)から、12号線のエンジェニェイロ・グラール駅までをつなぐ線で、本来なら14年のサッカーW杯前に完成の予定だったが、3度も工事が延期され、現在は18年3月開通を目指している。
アウキミン知事は、その開通を前に、運営を民営にすべく、入札を検討していることを6日に認めた。
これは、既に民営化のための入札実施が決まっている、CPTM5号線とモノレール線17号線に続くものだ。両線の入札は7月4日に行われる予定で、2線の敷設と駅建設に130億レアルの投資が見込まれている。
また、4月には8号線と9号線を公私共同運営(PPP)にするための入札規定の作成準備もはじまった。入札は今年中に行われる予定だ。
7号線も複数の市にまたがる鉄道の民営化計画に加えられる見込みで、サンパウロ州が運営するCPTMは10、11、12号線の3線のみとなりそうだ。