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ブラジル代表=チッチ体制後初の黒星を喫す=アルゼンチン相手に0―1の惜敗

絶好のチャンスでシュートをポストに当ててしまった、ガブリエル・ジェズス(右 - Lucas Figueiredo/CBF)

絶好のチャンスでシュートをポストに当ててしまった、ガブリエル・ジェズス(右 – Lucas Figueiredo/CBF)

 サッカー国際親善試合、ブラジル対アルゼンチン戦が9日、オーストラリアのメルボルンで行われ、アルゼンチンが1―0で勝利した。9日付現地サイトが報じた。
 長い欧州サッカーシーズンが終了したばかりなので疲労を考慮して、ネイマールなどの主力の一部を召集外としたブラジル代表は、攻撃陣はガブリエル・ジェズス、フィリペ・コウチーニョ、ウィリアンらが先発、守備陣は左右サイドバックから、2人のセンターバック、キーパーに至るまでと、レギュラー総入れ替えの布陣でこの試合に臨んだ。
 既にロシアW杯の南米地区予選突破を確定させているブラジルに対し、アルゼンチンは自動出場権獲得圏外の5位に沈んでいる。
 アルゼンチンは新監督ホルヘ・サンパオリの初陣となるこの試合に、メッシ、イグアイン、ディ・マリアなど、ベストメンバーを並べた。
 試合は、前半終了間際の44分、コーナーキックの流れから、アルゼンチンのディ・マリアがゴール前にクロスボールを上げると、攻めあがっていたディフェンスのオタメンディがヘディング。シュートはポストに弾かれたが、こぼれ球を同じくディフェンスのメルカドが押し込んで、先制した。
 後半はブラジルが攻撃的な選手を投入して反撃を試みたが、ガブリエル・ジェズスやウィリアンのシュートがポストに当たるなどの不運もあり、そのまま0―1で敗れた。
 ブラジルは昨年チッチ監督が就任して以来、南米予選8試合とコロンビアとの親善試合の全てに勝利していたが、10戦目にして初黒星となった。次は13日にオーストラリアと対戦する。